サントスFCサッカーアカデミージャパンとマリオフットサルスクールのコーチとして活躍する栗林寿津子さん が5月4日、4年ぶりにブラジルにやってきました。過去4度の来伯ではフットサル選手として、自身のトレーニングやチーム遠征が目的でしたが、今回は初め てサッカーとフットサルの指導者として約2週間の研修に専念する形となりました。サントスでの研修を振り返って栗林コーチにお話を伺いました。
■ どんなことを学びにサントスFCに研修に来たのですか
栗林コーチとクレイトン・リマ監督
今回の研修は、日本で始まったばかりのサントスFCサッカーアカデミージャパンのためのものです。練習方法などの他にも、ブラジルを代表する大きな クラブがどうやって選手を育て、どんなプログラムで子供からプロのチームまでを取り仕切っているのかを実際に見て学びたいと思って来ました。
■ 研修内容はどのようなものでしたか
現在サントスFCの女子チームの監督で、ブラジル女子代表の監督も務めるクレイトン・リマ氏の下で毎日女子のトップチームの練習に帯同しました。 チームの活動中は、監督を始めとして、フィジカルコーチ、キーパーコーチ、アシスタント、マッサージ、雑用係まで全てのスタッフが揃っているので、監督は 自分の担う役割に専念できてやりやすそうでした。
チームの大まかなスケジュールは、午前中はジムで筋トレ(週一回は砂浜でフィジカル・トレーニング)、午後はボールを使ったさまざまな練習です。 チームは女子サッカーブラジル代表数人を含む総勢40人程の選手がいてかなりの大所帯ですから、練習時はいくつかのグループにわかれて、それぞれ別々の練 習を時間を計って順番にやっていました。夜はほとんどの選手が大学に通っているので練習はありません。
チーム練習やキーパー練習は日本に帰ってから他のコーチたちと一緒に勉強するために特別にビデオ撮影させてもらいました。
トップチームの練習の合間には、女子のスクール(10歳から14歳、15歳から18歳)や、フットサルの練習も見学させてもらい、毎日てんこ盛りでいろんなことを肌で感じて吸収できたと思います。

2週間一緒に過ごしたサントスの女子チームの選手&スタッフと

■ サントスFCで約2週間過ごした感想は
サントスFCのスタッフや選手たちはみんな温かく迎えてくれ、とても気持ちのいい人たちばかりでした。
研修の最後にはサントスFCのスタジアムで本場のプロの試合を観戦しましたが、今年17歳でプロデビューしたばかりのネイマールの活躍がとても印象的でした。
■ 日本に帰ってからの抱負は
日本に帰ったら、自分がブラジルのサントスFCで見てきたこと、感じたことを、サントスFCサッカーアカデミージャパンでもしっかり作っていけるように、できることからひとつずつやってゆきたいです。
サントスFCサッカーアカデミージャパンの子供たちがいつかサントスFCのプロ選手となってプレーする姿を見るのが夢なので、子供たちと一緒に夢の実現に向けて進んでいきたいと思います。
栗林コーチ、どうもありがとうございました!